FXスワップサヤ取りは、ローリスクでミドルリターンを目指すことが可能な投資方法ですが、そのためには戦略が必要です(
FXスワップサヤ取りとは?より続く)。
ローリスク
FXスワップサヤ取りをローリスクにするためには、以下のような戦略が必要です。
- スプレッドの少ない通貨ペアを選択
- 為替コストが少なくなるので、損益がプラスに転じる日数が短くなる。
- スプレッドの少ないFX業者を選択
- 為替コストが少なくなるので、損益がプラスに転じる日数が短くなる。
- スワップが両方ともプラスの通貨ペアを避ける
- スワップのプラスマイナスが逆転する可能性が高い。
- 買いポジションと売りポジションを同時に同量発注
- 為替リスクを極小化するために、売買ポジションの発注レートを可能な限り同一にする。
- ロスカットされたら反対ポジションもすぐに決済
- 反対ポジションを同時決済することで損失を極小化する。決済注文(OCO)の活用。
ミドルリターン
FXスワップサヤ取りでミドルリターンを狙うためには、以下のような戦略が必要です。
- 表面年利が大きい通貨ペアを選択
- 一般的に高金利通貨ペアの表面年利(スワップサヤ取り損益)が高い。
- レバレッジをかける
- レバレッジ1倍だとローリターン。4倍前後を検討。
- ただし、ロスカットされる可能性が高まるので、レバレッジの掛け過ぎには注意。
- ロスカット回避法:どちらかのポジションの必要証拠金が少なくなるので、少なくなったポジションの必要証拠金をこまめに補充する。
- FXスワップサヤ取りとは?
- FXスワップサヤ取りの特徴:FX業者は通貨ペアごとにスワップポイントを定めます。その際、買いスワップと売りスワップで価格差が生じます。売買スワップの価格差がプラスになるとき、「FXスワップサヤ取り」が実現可能となります。FXスワップサヤ取りには、以下の2つ..
- FXスワップサヤ取り発注時の注意点(同時発注とOCO注文)
- 同じLot数の通貨ペアを売り買い同時発注:FXスワップサヤ取りは両建て取引です。コストとリスクを最小化するには、同じLot数の通貨ペアを、売りポジションと買いポジションで同時に発注する必要があります。そのためには、パソコンを立ち上げ、売り買いの2つのFX業者..