新年に入りFX各社のスワップポイントは落ち着きを取り戻しました。年末のスワップポイントの急騰は一時的な現象だったようです。

※表示されているスワップポイントやスプレッド、為替レートは、2018年1月5日時点のものです。最新情報については各FX業者の公式サイトを必ずご確認ください。

　2018年1月5日のFX両建てスワップ概況（表面年利。スワップとスプレッドは1万通貨あたりの数値）です。スプレッドを含めた実質利回り順にランキングしています。

　通貨ペア別1位は、 南アランド/円で年0.79%でした。前回は3位だったので順位を2つ上げています。買いスワップと売りスワップの差が4円と、前回より1円減ったため利回りが悪化しました（前回は年1.1%）。　買いスワップは 岡三オンラインFX（取引所FX）が最も多く17円でした（スプレッド：参考値1.0銭）。売りスワップは DMM FXが最も多く-13円でした（スプレッド：原則固定[※例外あり]1.3銭）。その結果、買いスワップと売りスワップの差は4円（＝17円＋-13円）となりました。
　スワップ差がスプレッドを上回る損失解消日数は58日、スプレッドを含めた実質利回りは0.796%です。

　通貨ペア別2位は、 豪ドル/円で年0.61%でした。前回は5位だったので順位を3つ上げています。買いスワップと売りスワップの差が30円と、前回より3円減ったため利回りが悪化しました（前回は年0.65%）。　スワップ差がスプレッドを上回る損失解消日数は5日、スプレッドを含めた実質利回りは0.618%です。

　通貨ペア別3位は、 カナダドル/円で年0.48%でした。前回は1位だったので順位を2つ下げています。買いスワップと売りスワップの差が24円と、前回より82円減ったため利回りが悪化しました（前回は年1.83%）。　スワップ差がスプレッドを上回る損失解消日数は41日、スプレッドを含めた実質利回りは0.485%です。

【注意】2019/08/22より前は、 米ドル/円など8通貨ペアだけでブログ記事を更新していました。そのため、「FXスワップサヤ取り概況」等と状況が異なります。ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

FXスワップサヤ取り概況 (2018/01/05)

通貨	スワップ差	表面年利	損失解消
南アランド/円 (為替:9.15円)	4円	0.79%	58日
豪ドル/円 (為替:88.49円)	30円	0.61%	5日
カナダドル/円 (為替:90.09円)	24円	0.48%	41日
NZドル/円 (為替:80.64円)	20円	0.45%	12日
米ドル/円 (為替:113.63円)	22円	0.35%	15日
ユーロ/円 (為替:136.98円)	24円	0.31%	6日
スイス/円 (為替:116.27円)	16円	0.25%	57日
英ポンド/円 (為替:153.84円)	7円	0.08%	27日

2018年1月5日の概況を確認する